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メディPR100号発刊記念インタビュー

小森耳鼻咽喉科医院 院長 小森貴氏
聞き手:日経メディカル開発編集長 兒玉由佳

病院長 小森繁樹

院長 小森貴 プロフィール

略歴
1979年金沢大学医学部医学科卒業。同大附属病院耳鼻咽喉科勤務。1985年石川県立中央病院耳鼻咽喉科医長。1989年に小森耳鼻咽喉科医院を開設して院長となり、現在に至る。1983年から毎年夏には、輪島市海士町舳倉島への診療にも赴いている。中部医師会連合顧問、石川県医師会顧問、日本耳鼻咽喉科学会代議員などを務める。2014年藍綬褒章受章。

資格
日本耳鼻咽喉科学会認定耳鼻咽喉科専門医
日本気管食道科学会認定気管食道科専門医
日本医師会認定産業医
日本医師会認定健康スポーツ医
日本耳鼻咽喉科学会認定騒音性難聴担当医
日本耳鼻咽喉科学会認定補聴器相談医
認知症サポート医
石川県医師会認定かかりつけ医

これまでの公職
石川県医師会長・理事、日本医師会常任理事・医療情報システム連絡協議会運営委員長・学術推進会議議員日本医師会未来ビジョン委員会委員長などをはじめ、石川県医師会、日本医師会、文部科学省、内閣府、厚生労働省、関連団体、学校保健関係の数々の要職を歴任。

 

市外・県外からも患者が後を絶たない専門医院

『小森耳鼻咽喉科だより』が患者との信頼関係をより深める

加賀百万石の城下町、石川県金沢市の中心部に位置する小森耳鼻咽喉科医院。開業以来、延べ7万6000人以上の患者を診察し、かかりつけ医として地域の耳鼻咽喉科診療を担ってきた。1993年からは、日経メディカル開発が提供する『メディPR』をベースとした『小森耳鼻咽喉科医院だより』を発刊、このほど100号を超えた。院長の小森貴氏に、地域医療への思いと広報誌の意義について聞いた。

手術のできる診療所として確固たる地位を築く

――貴院の沿革についてお聞かせください。

小森 現在の当院は、軍医だった父・小森弘が1957年に耳鼻咽喉科を開業した場所です。有床診療所で、父は1万件を超える手術を行いました。その背中を見て育った私も、自然と医師の道、そして耳鼻咽喉科へ進みました。

医学部卒業後は金沢大学附属病院勤務から石川県立中央病院へ移り、米国・ロサンゼルスのSt. Vincent Medical Centerで研修を受けました。まだ日本では鼓室形成術の手術例が少なかった時代ですが、100を超える執刀を経験することができました。

帰国後、父の病をきっかけに開業を決意し、新たに小森耳鼻咽喉科医院を設立したのが1989年のことです。

 

――どのような診療を目指して設立されましたか。

小森 開業するなら、留学での経験を地域に還元すべく、全身麻酔下での手術を行い24時間体制で患者さんを診ることができる医療機関にしようと決めていました。夜間の急患も受け入れましたし、市外・県外からの紹介患者さんも多く、土日は入院患者さんの給食の用意を妻に頼むなど家族も巻き込んで、無我夢中で走り続けました。結果、年間300例の鼓室形成術を行ってくることができました。

ただ、麻酔科医の確保が困難になったことなどもあり、現在では全身麻酔下での手術は休止しています。

もう1点、「知る権利」の尊重、つまり医療をビジュアル化して患者さんと情報共有をすることを大切にしています。今でこそ、カルテのコピーや診断写真を患者さんに見せることは珍しくありませんが、30年前にはほとんどありませんでした。患者さんの「自分の病気について知りたい」「真実を隠さないでほしい」思いに応えるため、カルテや検査結果のコピーを渡し、要望があれば手術の動画も開示しています。

 

――小児患者さんの受診も多いと思いますが、工夫されていることはありますか。

小森 怖がらずに治療を受けてもらえるように、診察衣は白衣ではなく、半そでのポロシャツかシャツにして、アンパンマンやバイキンマンなどのワッペンを縫い付けていますし、院内にはぬいぐるみなど、子どもの興味を引くようなものをいろいろ置いています。

ネブライザーには食用の香料でバニラやバナナ、イチゴ、メロンなどの香り付けをしているので、薬剤吸入も嫌がらずに行ってくれますね。また、「ハートボックス」と名付けたご意見箱を設置し、常に患者さんの声に耳を傾けることを心がけています。そして心地よく診察を受けられる環境かどうか、毎朝開院前には、自分で院内を隈無く確認します。

 

広報誌を院長から手渡しすることで信頼される情報になる

――1993年に広報誌『小森耳鼻咽喉科だより』を創刊されたのは、どのようなきっかけからでしたか。

小森 患者さんとのコミュニケーションツールとして広報誌の重要性は感じていましたが、広報誌づくりを身近で垣間見た経験があり、編集や制作の大変さはわかっていました。

現実問題として無理だなと思っていたところに、日経メディカル開発から広報誌作成サービス『メディPR』のダイレクトメールが送られてきて、これが渡りに船だったわけです。

ほとんど手間がかからず発行できるなら、乗らない手はないですし、メディPRにはいくつかのバージョンがあって、同一医療圏内の医療機関とは記事内容がだぶらないように配慮されている点も、採用の決め手となりました。

 

――広報誌は2019年秋号で100号を迎えました。長年発行を続けられた秘訣はなんでしょうか。

小森 製作の手間がかからないこと、そして提供される記事に対する信頼感があればこそ、ここまで発刊し続けてこられたのだと思います。ある調査によると、患者さんが医療情報を得る元は「インターネットからの情報」が非常に多いです。ところが、どこから得た医療情報を信頼するかというと、圧倒的に「かかりつけ医からの情報」なのです。

『小森耳鼻咽喉科だより』は、診察の終わりに「はい、最新刊ができたから読んでね」といって、私が自ら患者さんに直接渡していますが、そうすると患者さんは記事内容を私からの情報、つまり信頼できる情報として受け取るわけです。その信頼に足る内容だと思っていますし、手渡しができるのも、紙の冊子ならではですね。

これまで通算で100号。合計で20万部以上発行してきたことになりますが、医院のごみ箱に捨てられていたことは、ただの一度もありません。待合室にも創刊号からのバックナンバーを閲覧用に設置していますが、自宅で大事につづっている患者さんもいて、信頼関係を深める重要なツールになっています。

 

――日経メディカル開発から提供している「共通ページ」の記事内容に関して、患者さんとお話しされることはありますか。

小森 毎号、記事は自分で全部読んでいますが、医学的に正確な内容がわかりやすくかみ砕いて書かれていると思います。時々、記事内容について質問を受けることもあり、テーマによっては、個々の患者さんに合わせて私が記事を読み替えて解説してあげることもあります。

誌面が病気の話題ばかりでは患者さんも気が滅入るでしょうが、折り紙や植物育成などの生活情報も盛り込まれて、記事内容がバラエティ豊かなところもいいですね。以前連載していた「ふろしき活用術」で忍者ごっこのできる結び方が紹介されていましたが、私も童心に返ってふろしきで月光仮面の仮装をしたところ、子供たちに大うけでした。

 

――スギやダニをはじめとするアレルギー疾患も多く、先代から長きにわたり地域の耳鼻咽喉科医療を担ってきた貴院の存在感は大きいですね。

小森 開業して30年以上が過ぎ、親子3代にわたる家族の患者さんも来院されるようになりました。年間の延べ患者数が2万人、開業からの延べ登録患者数は7万6400人を超え、金沢市の人口が約50万人ですから、7人に1人は当院の患者さんといってもいいかもしれません。中耳炎、副鼻腔炎、上咽頭炎などはもとより、耳鼻科に関するあらゆる疾患を診察していますし、スギやダニに対するアレルギーの治療として、皮下免疫療法、舌下免疫療法も早くから手掛けています。

これからも、つらい時にはいつでも頼れるかかりつけ医として、地域の皆さまの役に立ちたいと思っています。

 

 

――『メディPR』では、「医師が患者さんへ発信する情報」としての責任をもって、今後もお役に立つ誌面作りを行ってまいります。本日はどうもありがとうございました。

 

小森耳鼻咽喉科医院

 

 

石川県金沢市の中心部に位置する耳鼻咽喉科・気管食道科が専門の有床診療所。1989年に院長・小森貴氏が開設。金沢周辺には金沢大学附属病院、金沢医科大学病院、国立病院機構金沢医療センター、石川県立中央病院などの大病院のほか、中小病院、耳鼻咽喉科医院などが立ち並ぶ。

年間新患者数約6000人、年間患者総数約2万人、登録患者数7万6809人(2020年2月22日現在)。

1993年に『メディPR』を活用した『小森耳鼻咽喉科だより』を創刊。現在、8ページのバージョンで年4回発行している。

 

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